食べる前の「いただきます」は何かの宗教なのか?

思ったこと
01 /12 2018
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動画サイトなどで食事のシーンを見ると、その当事者は食事の前に
必ず「いただきます」と言って食事をするシーンがほとんどかと
思います。率直に食べる前にいただきます、というのは礼儀正しい
とは思いますが、普段外食していると、食べる前に「いただきます」と
言って食事をする人を見たことはほとんどありません。
私の経験では唯一、自分が大学生の時、キリスト教信者の後輩が
食事の前に手を組んでお祈りしていたことを見ましたが、
その一回しか記憶にありません。
(目上の方から、食事を奢ってもらった時のいただきます、は別)

動画サイトで「いただきます」と言わないと、視聴者から
お叱りを受けるからなのでしょうか?食べ物を粗末にしては
ならん、とクレームを受けるからなのでしょうか?
食事の後、止むを得ず食べ物が残ってしまった際も、
「その後スタッフがおいしく頂きました」というテロップが
流れることがあります。これも、「食べ物を粗末にするな」教の
強烈な指摘が入るからなのでしょうか?

かたや、もうコンビニなどでは「恵方巻」のキャンペーンが
始まっています。この恵方巻、節分の時だけのキャンペーン的な
食べ物ということは周知の通りです。したがって節分を過ぎたら
売れる品物ではなく、超大量に廃棄されると聞きます。

このような事例がありながら、動画をアップする食事を流すなら
まず初めに「いただきます」という感謝の気持ちを表せ、
少しでも残したら絶対ダメ、という脅迫にも似た目を光らす輩が
跋扈しているとしたら、もう何かの宗教のように思えてきます。

戦中戦後の食べ物が極端に少なかった時代なら納得できますが、
現代では残さず食べた弊害が生活習慣病発症、医療費増大、という
こともあるかと。
本当にギスギスした世の中になったものです。
もう少しおおらかな目で見ることはできないのでしょうか?

itasan

街角観光ジョギングが趣味。